スキーツアー

スキーツアーはなぜ安い?

スキーツアーってなぜ安いの?ってよく聞かれます。軽井沢のスキーバス事故がおきた時にも安すぎだ!バス代が安すぎ!などとたくさん出ていました。

スキーツアーが安いのは、バス代だけが安いわけではありません。様々な施設の協力があって格安のツアーが出来ているのです。

順番に詳しく見ていきましょう。

仕入れ① バス代が安い

軽井沢スキーバス事故の時にもテレビなどでたくさん取り上げられましたが、確かにバス代も安いです。

それはなぜか?

冬はバス会社の仕事がないから自然と価格競争になっていったのです。

4月~6月は観光、夏休みは学生の合宿など、9・10・11月も観光や遠足などでバス会社は仕事がたくさんあります。しかし、冬になると極端に仕事がなくなってしまいます。

もちろん、冬以外で売上が十分あれば無理に安い値段でもやらなくてもいいですが、なかなかそうはいきません。

何もしなくても、事務所代・乗務員の給料・バスのリース代など固定費がかかります。それならば、安い仕事でも冬の間は固定費が±ゼロになればいいと考えるのです。

事故以来、バス代金に関して法令で規制され値段が上がってきています。朝発日帰りバスツアーの場合では2~3万円ほど値段が上がっています。

たしかに、今まではお客様は格安で利用できる、旅行会社は薄利多売、バス会社もギリギリ黒字のような状況でした。

この値上げで、たしかにバス会社は利益が増えて良いと考える事もできるかもしれませんが、値上げの影響でお客様がスキーに行く回数が減ったら運行本数も減って最終的にはバス会社の売上が減ってしまうのです。

 

貸切バスの場合は、高速・有料道路代は旅行会社が支払います。バス会社の負担はありません。

 

仕入れ② リフト代が安い

軽井沢スキーバス事故の時にもたくさんのブログやテレビなどで取り上げられていたのは、日帰りスキーバスツアーの値段などを見て、バス代金安すぎ!でした。

往復バス+リフト券が付いて5,980円!これだけを見て、リフト券代金が平均定価が4,500円位なのでそれを引いてバス代金と考える人が多かったですね。

上記の場合、5,980円から4,500円を引くと1,480円になります。旅行会社の利益を無しと考えても1台に40人乗っても59,200円です。たしかにこれでは安すぎてすね。

でも、実はリフト券代も格安なんです。

日程や曜日にもよりますが、リフト券代が最安値100円なんて事もあるんです。

もちろん、それでもスキー場にもたくさんのメリットがあります。たとえリフト代が100円だとしてもバスが1台スキー場に来れば40人以上の集客があります。

スキー場にくれば、ロッカー代、食事代、ドリンク代など現金の収入ができます。

旅行会社に安くリフト代を提供すればスキー場に毎日バスを運行してくれる事にもつながります。だから安いんです。

 

仕入れ➂ 宿泊代が安い

みなさん、スキーツアー宿泊代と言えばいくら位を想像するでしょうか?

一般的に、じゃらんや楽天などで宿泊先を探す時6,000円~位のイメージですよね。

 

そのイメージは捨ててください!

スキーツアーの宿泊代は非常に安いんです。スキーツアーの宿泊代は1部屋に泊まる人数により異なります。

一番安い日で1泊2食ついて2,000円なんて事もあります。

お客様は宿泊先の値段を知らないので、宿泊先の食事のクレームが良くあります。が・・・。ご理解頂ければと思います。笑

 

仕入れ④ レンタル代が安い

スキーツアーで、レンタル無料!って言う文字を見たことありませんか?

8~10年位前から主流になってきました。

その仕組みを解説します。

①無料貸し出し ランクアップシステム

スキーツアーは1シーズンに何十万人もの方にご利用頂いています。

基本的にはレンタルを無料で貸出ます。しかし、そのレンタルは少し古い物になっています。

そこで、1日500円プラスすれば新しい物が借りれますよ。という仕組みです。

また、保険料と言う名目で1日500円位徴収するレンタル業者もあります。

 

②旅行会社がシーズン契約で借り放題にする

旅行会社が1シーズン○百万円で借り放題の契約をするパターンです。

この場合はスキー場のレンタルショップとの契約が多く、比較的新しいものを貸し出ししています。

もちろん、スキー場にしても安い値段で貸し出しても利益が出る仕組みになっています。

旅行会社はシーズン買取だから、そこのスキー場にたくさんお客様を送ろうとします。

お客様がたくさんくればスキー場でコインロッカーや食事代、ドリンク代などの収入が増えます。

レンタルで多少赤字になっても、その他で元を取る仕組みになっています。

 

➂旅行会社が一括で買いレンタルショップに預ける

①の無料貸し出し、ランクアップ方式が一時ほとんどの旅行会社で採用されていました。

その無料レンタルで古いレンタルを貸し出すのでスキーツアー=悪いレンタルのイメージがついてしまいました。

初めてスキーに行った時にレンタルで昔のダサいウェアが出てきたらどう思うでしょうか?

初めて滑りに行って、ダサいウェアとなってしまったらまた滑りに行きたいって気持ちにならないですよね。

そこで、ここ数年旅行会社がウェアなどをまとめて購入しレンタルショップに預けてる会社が出てきました。原価は増えるもののスキー人口を少しでも増やしたい!そんな思いがあるようです。

 

 

いかがでしたか?

スキーツアーは各施設の協力があるから格安が成り立っています。格安なのはバスの安全を無視した事だけではないとご理解いただけたら嬉しいです。